北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

今朝見た夢とその分析

昨日(土曜日)、名古屋高裁民事1部で受けた敗訴判決に対する、最高裁宛の上告受理申立て理由書の起案(第一案)がひとまず完成し、ここ数ヶ月、各種、不服申立理由書の起案に追われていた状況から何とか脱する状態になった。
そこで、今朝(令和5年6月25日、日曜日)、次のような夢を見た(夢の中の事象は、当然のことながら全く論理性・現実性はないが、いろいろな意味を読み取ることができて、意味不明でも必ず隠されている含意があり、無意味な事象はないと言ってよい。)

[夢]自転車に乗って、散歩に出掛けるような気軽さで、「貝を採りに」長野県の山中の湖に出掛ける。湖といっても大きな池というか、むしろ川状に変形した貯水池に近い。左岸を歩いていくと、前方ワニ(鰐)が一匹横たわっている。それを避けて、さらに前進し、湖水の中を見ると、かなり大型のワニが何匹も頭を岸の方に向けて、水中に沈んでいる。そして、湖(池)の対岸をみると、右岸では大型のワニが湖から出て、尻尾を湖に向け、やはり何匹も平行的に横たわっている。そのとき、ふと、このワニ達は危険なのだろうか、と思うと、私の疑問に答えるように地元の人間か誰かが、ナレーションのように語りかけてきて、「オトナのワニは人に噛みつかないので安全であるが、子ワニは、貝が好物なので、人間の手や足を見ると、貝だと思って噛みついてくるので注意するように。」とのことであった。
 その後、湖(池)の水嵩(水かさ)が増してきて溢れてきそうな予感がしたので、その湖(池)を引き揚げて、帰ってきた(その後もストーリーは続くが、夢の本質から外れるので、省略)。

[分析]
ブログ読者には、何のことやらサッパリ分からないであろうが、私自身は、夢が私に何を語りかけようとしているかが概ね分かる。
*「自転車」は、私の場合、事務所から裁判所に出向くときに愛用している乗り物である。これで、たいだい夢全体の含意が想像されよう。
*「」は、夢の中でのイメージは、現実に即して、二つのイメージが掛け合わされている。「蛤(ハマグリ)」と「トリ貝」だ。モチーフとなっているのは、最近、「その手は桑名の焼き蛤」で有名な桑名市在住の方から「蛤うどんすき」をお中元にいただいたことと、名古屋市の円頓寺商店街に近いお寿司屋さんでは「トリ貝」を食べさせてもらえることがあるが、かつて円頓寺商店街のことを紹介したブログを読まれた方からお電話をいただき、近々お食事に誘っていただいたことが重なってモチーフになっているように思われる。

 

*「」については、多分、先般、龍泉寺(名古屋市守山区)に出向いた際に立ち寄った小幡緑地公園内の「緑ヶ池」と、「鳥川」(愛知県岡崎市)にホタルを見に行ったときの川沿いのイメージが合成されている感じがする。

上掲各写真の真ん中あたりで点滅しているのがホタルですわ。

*「湖水の水面が溢れんばかりとなっ湖から引き揚げてくる際にイメージしたことは、さながら、Edgar Allan Poeの短編小説「アッシャー家の崩壊」のラストシーン、あるいは、ウルトラQ第9話「クモ男爵」のラストシーンで、主人公らが「現場」から逃げ出してくる状況だった。

*ちなにに、昨晩、疲れ切った頭で読んでいた本(逆にいえば、頭が疲れ切っていても、頭を使わずとも気軽に読める本)は、升田純著「実戦 民事訴訟の実務《第6版》」で、そこに書かれていたポイントは、「訴訟の提起後、判決の確定等によって確定するまでの間、…、裁判官との応答を柔軟かつ円滑に行うことは、法律専門家、代理人にとって常に心がけるべき基本である」、「弁論、弁論準備等の裁判所における諸手続を行う場合、随時、適切にストレスを解消することが重要である」、「期日の後は、訴訟の最後の時点で微笑むことを思いつつ、気分一新、気分転換を行うことが、意外と重要である」等等である。

*ここまで書けば、ブログ読者には、私の「今朝の夢」の意味「ワニ」とは何を指すのか「湖水の水嵩が溢れんばかり増水してきたこと」の意味は何か、ご理解いただけたであろう。夢の中でも、ご丁寧に「ワニ」に二種類あること、「親ワニ」と「子ワニ」の違いまで説明されている。

 お解りにならない方にお薦めの本は、下掲。