弁護士のブログBlog
「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」(嵐雪)
- 2025-02-07
標記の嵐雪の一句は、「梅が一輪、また一輪と咲くごとに暖かさを増す」と読まれているが、「寒梅」という前書きに着目すると、「寒中に咲くわずか一輪の梅の小さな暖かさ」を謳った句であると解釈も成立するという。
が、私の解釈は違う。
「わずか一輪の寒梅」にも、「小さな暖かさ」 を感じるほどの「寒さ」を謳った句ではないのかな。表裏一体、同じ事といえなくもないが…(「桐一葉、落ちて天下の秋を知る」の如くに、周囲の情況の方に重きがあるように思う。)
今朝の名古屋は、立春を過ぎているのに、雪が舞った。
わが事務所から遠方に見える赤色矢印の建物が、名古屋高等・地方裁判所
(令和7.1.8撮影 「椿」in名古屋)