北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

「春の院展」(令和7年4月)を観賞

今年はいつもの院展に較べ、秀逸な作品が、各段に多かったように思う。
(単に、私の趣向に合う作品が多かっただけなのかもしれないが…)

小田野尚之「駅」

 

清水由朗「緑閃光」

 

平山理「静穏 – 中町教会 – 」

 

加藤厚「湖風」

 

岸本浩希「夜光」

 

秦誠「記憶」

 

増本寛子「季(とき)うつす」

 

中井香奈子「日々の昧爽(まいそう)」

 

長瀬香織「襷(たすき)」

 

加藤青雅「燦爛(さんらん)」

 

田渕俊夫「旅立ちの朝」

今年の田渕先生の絵は、ちょっと、田渕先生らしくない出来。

 

さて、お目当ての絵は…?

牧田宏之「市場の午後」

知多半島先端(南知多町)の魚市場、「豊浜 魚ひろば」、「師崎漁港朝市」あたりか。
確かに午後の魚市場の雰囲気は出ている。「中段から下段(手前)に描かれた、錯綜した滑車の軌道跡で、朝市の慌ただしさを表現しつつ、それとは対照的に、上段の遠景では、仕事が一段落した後の、人々の寛いだ動き」を狙ったか。だが、手前のスペースが広い分、玄人向けの絵で、あまり一般受けはしないかもなぁ…