北口雅章法律事務所

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文藝春秋の「同級生交歓」

月刊誌「文藝春秋」に気になる記事があるときは,
ときどき買って読むことがある。
が,買わないときでも,昔から,
グラビア「同級生交歓」だけは,毎月号,立ち読みで見るようにしている。

「文藝春秋」の今月号(2019年2月号)のグラビア「同級生交歓」をみると,
大塚耕平先生(参議院議員,前国民民主党共同代表)の写真が出ていたので,
アレッ?と思って,ながめて見ると,
グラビアで顔を並べているのは,わが母校が誇る先輩達じゃん!

大塚先生の左隣に写っている鵜飼さん(讀賣新聞編集委員)は,
高校時代,生徒会長で,よく壇上で,全校生徒の前で「大演説」をされていたので,
記憶がある。
その左隣の三井先輩は,中学時代からの先輩で,
東大法学部進学・大蔵省入庁後,金融庁に出向されたところまではうかがっていたが,
「ビットコイン」問題等を扱う部門の,今や,局長さんですか。
(三井先輩は,昔からずば抜けた秀才だったので,遠目からも学ぶことも多く,いろいろ教えていただいたが,昔から頭が上がらなかった。中学時代,私が2年の後期に生徒会長に立候補したとき,前生徒会長の三井先輩に頼み込んで,「応援演説」をしていただいたことがある。お顔の印象は,あの頃とは随分変わられたが,意外にも,円やかな顔立ちになられたなぁ。)
浜田先輩は,応援団員で,かなり目立つ存在だった。
われわれ後輩の間では,「○○番の成績でも,東大文三・一発現役合格!」ということでも有名になったが,今や,成蹊大学文学部教授にして,岩波文庫の『江戸川乱歩作品集』の編纂者ですか。
もう一方は,学生時代は存じ上げなかったが,今や荒れに荒れている文部科学省で局長(研究振興局)をされてみえる。法科大学院をつぶして欲しい!と陳情したいところだが…,ちと部局は違うようだ。

ひるがえって,我が学年はどうか?
「同級生交歓」の選考基準は不明であるが,
大学教育の部門であれば,
わが学年は,社会的にも実績のある大学教授を輩出した学年という点では,全国的にも突出しており,他を圧倒しているのではないか。

普通科9クラスあったうちの,わがクラスだけでも,京都大学大学院法学研究科教授,名古屋大学大学院環境学研究科教授に,一橋大学大学院社会学研究科教授とツブが揃っているので,「同級生交歓」の水準は満たしていると思う。が,残念ながらというか,申し訳ないことに(?)私が足を引っ張っているから(?),クラスメートの彼らは,多分,「同級生交歓」の選考からは漏れるであろう。ごめんね。

というわけは,・・・昨年末のことであるが,文藝春秋社を相手に,「伊藤詩織著『ブラックボックス』は名誉毀損に当たるから,販売を停止せよ!,」という通告文書を内容証明郵便で出してやったもんね。著名な弁護士から,「断る」との回答文書をいただいたが。さて,一戦,交えるか。