北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

顰蹙(ひんしゅく)をかった(?)司法修習同期会

今日(3月6日)は,私とMくんが幹事の司法修習同期会。

「『多重債務を負っている』(=仕事を多数抱えて忙しいの意)ので,
とても出られない」という理由で,欠席回答がきた裁判官もいたが,
東海三県(愛知・岐阜・三重)の同期(現27名)のうち,合計14名の出席回答があった。
そこで,かねてより,会合場所として,わたしの事務所近所の「豚シャブ」の店を選び,
予約を入れておいた。

ところが,

1週間前になって,新型コロナウイルスの問題が深刻化(?)し,
「同期会をこのままやるんかい?,延期してはどうか?」という意見が出てきたので,
幹事のMくん他,数名の友人に打診・メール合議したところ,
「やってもいいんじゃないか?」という意見も出たので,
当幹事2名の一存で「強行」することにした。

とはいうものの,

御時世に配慮して,念のため,「同期の仲間には感染者がいないと思われることと,
一応は個室を手配してあることから,まあ大丈夫だろう,ということで,会を『決行』するが,
『クラスター』が心配な方は,遠慮なく,出席辞退を申し出て欲しい。」

旨の再案内通知を出席回答者に出し直したところ,
計4名の辞退者が出た。
その結果,計10名の同期(全員弁護士になった)が集った。

「まさか,こんな時期にやるとは思わなかった。
 『普通の神経なら』中止するところだが,よくぞ『強行』してくれた。」
という,賛辞とも皮肉ともとれる講評をいただいたが,
「豚シャブ」は好評だった。

このお店を紹介してくれた,イベント会社の社長に感謝感謝。

わずか10名の集いだったので,
各自の『近況報告』には,時間制限をもうけなかったが,
スピーチには,注文をつけた。
「『近況報告』には,最近の自慢話を少なくとも1つと,愚痴を1つ入れよ。」
という「二翻縛り(りゃんはんしばり)」だ。

が,皆さん,「自慢なのか愚痴なのか,どちらとも受け取れなくもない」話が多く,
「二翻縛り」にした意味は殆どなかった。

ただ,出席予定者だったOさんには,
東大法学部に進学されたご子息がその後どうされたのか興味があったので,前々からうかがおうと思っていたところ,Oさんの「近況報告」では,「私には『自慢話』がないので,『息子の自慢話』をします」と前置きして,ご子息の近況をスピーチをされたので,「(オープンな性格の)Oさんらしいなぁ・・・」と思いつつ,
「プライバシー情報」を伺う手間が省けたのであった。

やれやれ幹事の役目は果たせたが,
あとは,『クラスター』が発生しないことを祈るばかり。