北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

岐路に立つ “検察の独立性”

NHKが, 「黒川・検事長定年問題」を扱っている。
検察が,「名・実ともに」“独立性”を失うか否かの「岐路」に立っていることに鑑み,

皆さん,拡散させましょう。

 

2人の検事長

 

違法な定年延長

 

ここで,我等が “母校(旧制愛知1中)の” 先輩,
 伊藤榮樹・元検事総長,登場!!

たとえ若干譲歩しても(「記述を一部削除」しとるわい),
「盲獣」には「盲従」しない
 という気概こそ,
 “検察の鏡”,“我が母校の誇りですね。

「盲獣」には「盲従」しかない,
 という考えるのが,
 “平目検事 の思考回路ですね。

黒川氏は,検事総長になるのか?

安倍政権が続く限り,黒川氏が「再延長」の上,
顕示総長,じゃなかった検事総長となるでしょう。

かくて検察は,「名実ともに」政権からの“ 独立性” を失い,
吹けば飛ぶような“検察の矜恃”ってことになりかねない。

何故,「今回の混乱を招いた責任」の一端が,
“検察のトップ”として稲田氏にあるというのか?
“アベ官邸”が
法の無知”と,“法務大臣の無能”に乗じて,
 検察庁法を無視したことについて

我々法曹は,「歴史の汚点」,「長期政権の暴挙」として,

記憶にとどめるべきであろう。

“アベ官邸” が勝手にやったことについて,何故,稲田総長が責任をとらされるのか?

(NHKの記者らは,この点について,理解してない。)

 稲田総長が引責辞職すれば,“アベ官邸”の思う壺。
 稲田総長には,忍びがたきを堪え忍んで,検事総長を続けてもらうしかない。