北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

「レゴ88万個の桜満開」

近所の桜並木の桜が開花し始めた。
今朝(3月26日)の讀賣新聞では,名古屋市港区のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」で展示されている,約88万個のレゴブロックで作られた「桜」を紹介していた。

 

「レゴ」は,幼児教育において,非常に重要かつ有用な遊び道具だと思う。夢中に組み立てているうちに,造形能力や創作能力が涵養される。私の友人は,大抵,幼少時に「レゴ」に夢中になった時期を経験している

 大学時代,親友(現・社会学者)に「Claude Lévi-Straussのブリコラージュ,ってなんだ?」と尋ねたら,「積み木や,レゴのようなものだ。」といって,それを喩えに具体的に講義してもらった思い出がある。
 私の場合,極貧の地方公務員の家庭に育ったので,「レゴ」を買ってもらえなかったが,母の親友が教育熱心で,そのお子さんのために「レゴ」を大量に購入してあった。そして,そのお子さんのN君が私と同級生だった関係で,一緒に「レゴ」で遊ばせてもらった思い出がある。ちなみに,「レゴ」で一緒に遊んだN君は,その後,N大学医学部を出て脳神経外科医になったと聞いているが,幼稚園時代以来,会っていない。ってことは,彼と「レゴ」で遊んだのは,幼稚園時代だったか。

 昨日,何年ぶりかに会った甥御が,ポケモンカードゲームに夢中になっていたので,義妹に「レゴもいいよ。」と勧めてしまったが,甥御も「レゴ」は持っているとのことだった。甥御は,すでに小学校・高学年に進学するので,今更「レゴ」ではないのかもしれない。だが,「レゴ」は,「折り紙」と同様,奥が深く,芸術作品の素材ともなりうるものだ。息子が通学していた高校にも「レゴ・クラブ」があって,学園祭でレゴの作品を展示していた。