北口雅章法律事務所

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高野山の歩き方

高野山に初めて行った。宿坊に泊まるパターンも考えたが,スケジュールの都合上,無理だとわかったので,朝,和歌山駅を出発した。失敗も多かったが,いろいろ楽しめた。JRを使う場合は,JR和歌山線の橋本駅で下車し,南海高野線に乗り換え,橋本駅から終点の極楽橋駅に移動。極楽橋駅からは高野山ケーブルに5分ほど乗れば,高野山駅に到着する。

高野山駅に到着した後は,必ず,「1日フリー乗車券」を購入し,これを使いこなすのが基本。有効日欄に今日(9月25日)の日付スタンプが押されているので,バスの運転手には,その日付部分を見せて降りる。

この「1日フリー乗車券」があると,バスは使い放題であるし,様々な施設で,拝顔料等が割引してもらえる(点線に沿って切り落として使う。)。

高野山駅からは,まずは,「大門行き」のバスに乗って,「大門」駅で降り,大門(玄関口)から「高野山」に入るのがよい。「るるぶ」では,「壇上伽藍」→「金剛峯寺」の順で観覧することが,モデルコースとして推奨されているが,西端の入り口から「入場」して,徐々に東進して,「奥の院」を目指すのがスマートな歩き方だと思う。

(独鈷をもった、大門の仁王)

(大門をくぐって、裏から写す)

 

大門をくぐった後,早くも昼近くになっていた。大門付近でお食事処を探すことになるが,迷わず「角濱ごまとうふ総本舗」(豆腐料理)がお勧め。「曼荼羅」を模擬した「ごま豆腐懐石」は二択。「胎蔵懐石」「金剛懐石」か。私は,「金剛懐石」を食べてうまかったが,「龍神うどん」も、特に「トロトロのごまとうふの天ぷら」がうまかった。前掲「1日フリー乗車券」の上辺に「角濱ごまとうふ総本舗」の割引券が,切り落とさないまま残っているのは,その存在に気づかず、使いそこねたわけ(失敗)。

ごまどうふ懐石「金剛懐石」

 

 

昼食後は,「壇上伽藍(金堂,根本大塔,西塔,東塔等)」→金剛峯寺の順で歩く。

(案内板で図示された「壇上伽藍」)

 

(壇上伽藍の門の裏側)

 

(金剛峯寺の手前におかれた「案内板」から)

 

その後,時間省略のため「金剛峯寺前」駅でバスに乗って,「奥の院前」駅で降りる。そして,ここから「奥の院」を目指して歩いて行き,「奥の院」にて参拝した後,「奥の院」から参道を「一の橋口」を目指して歩く

参道には、杉の大木が多く、戦国時代の名将らの廟が立ち並び、独特の雰囲気がある。

(杉の大木の根元)

 

(杉の切り株)

 

(毛利家の人々の墓)

そして,参道の起点である「一の橋口」まで下りてくると、「一の橋口」駅からバスに乗って,「高野山駅前」駅に戻った。

 

平山郁夫「奥之院」