昔、私の高校時代、国語の試験問題で、標記問題が出た。
（もちろん、教科書に答えは出てなかったが、私の友人達は、皆、正解できたようで、「常識だろう？」と言わんばかりの顔つきをしおった。）

事務所からの帰途、名古屋市営の地下鉄の中で、吊り下がり広告を見てたら、嫌な思い出が蘇る（できなかったのは、私だけかァ・・・）

高校３年の担任は、現代国語のＨ先生だった。
標記問題を出したＨ先生は、「……盲の○○が、……」という文章が出てくる文章題で、「盲」の読み仮名を書け、という問題も出しおった。

大方は「めくら」と読み仮名をつけて、×をもらったが。
「めしい」と書いて、○をもらったのは、東京大学文科一類に現役合格したＷ君だけだった、と記憶している。だが、そのＷ君も、司法試験には合格しなかった。今の予備試験と違って、高校レベルの教養は、全く関係のない試験だったのさ。