北口雅章法律事務所

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「将来の天皇」は、「俗物の思惑(?)」の典型例である、「東大進学の初心(?)」を貫かれるのか?

「トンボ論文」(『赤坂御用地のトンボ相』)と、『第27回国際昆虫学会議』(今月25日・京都)でのポスター発表との「合わせ一本」で、東大推薦枠の合格が当確になるらしい。

 

 

御本人(というよりも秋篠宮家)が、もし仮に東大進学(『学校推薦型選抜』の活用)を本気でお考えだとすると(出願は11月6日締切、第1次書類選考の結果は12月2日発表とのこと)、
「皇室特権」を濫用した、「紀子妃のエゴ」(次代天皇の箔付をしたい)と、親(皇嗣ー皇嗣妃)の「七光」と、その「計画的活用」がクローズアップされよう。しかしながら、このような「ゴリ押し」は、かえって、秋篠宮家に対する世間の反発を招き、「天皇制度の根幹(国民の敬意)」を揺るがすことになるのではないか。

トンボ論文は、一級の研究者との共著であって、本人の「実力」だとは誰も思わないもし仮に本人の実力であのレベルの論文を書けるのなら、御本人に対し東大教授が教える必要のあることなど殆ど何もないだろう。かつ、彼にとっては、東大でないと学べないことなど何もない、ということになるのではないか(東大進学は「学業のため」ではなく、「箔付けのため」だということになる。)。逆に、トンボ論文が本人の実力の反映でないならば、「推薦」要件を欠く。
また、「国際学会への参加」の点は、「発言」するではなく、ただ単に「傍聴」するだけのことであれば、サルでもできる(「ポスター発表」は、「ヨキニハカラエ」であろう。)。

進学先は、学習院大学「回帰」にしておいた方が無難だと思うが。