北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

通学先での試験勉強のやり方

学生時代、私が常習的に行っていた試験勉強のやり方が、
「一夜漬け」(試験勉強を一晩ですませること)であった。

「あさ漬け」というのもある。
正確には、①「あさ(朝)漬け」(試験勉強を当日の朝にすませること)と②「あさ(浅)漬け」(勉強不足を自覚しつつも試験に臨むこと)と、二つの意味があると思う(私自身は、①をやったことはないが、いつも、②の状態で、試験に臨んできた)。

さて、「福神漬け」(勉強せずに神頼みすること)というのもあるらしい。

<出典:立川談四楼「もっとハゲしく声に出して笑える日本語」より>

立川さんにおかれては、さすがに「福神漬け」は冗談の世界だろうという感覚で、書いているのであろう。だが、実は、私は、昔、大学時代、1回だけ「福神漬け」をやったことがある。山口厚・東京大学名誉教授(前最高裁判事。当時、助教授)の「刑事学」の講義を一度も出席せず(当時は、教科書もないので、刑事学の本も読んでなかった。)、「刑法と刑事訴訟法の知識があれば、何とかなるやろう。」と思って、その刑事学の学年末試験を受けたことがある。散々だった。大学時代にいただいた「唯一の『可』」だった(でも、単位はもらえた)。深く反省した。

PS.さきほど、近所のカレー屋〈CoCo壱番屋〉でランチを食べたが、そのとき、上掲「…日本語」を読んでいたら、「福神漬け」のことが出てきたので、大学時代をふと思い出した。