弁護士のブログBlog
「70年ぶりの大改革であります。長時間労働を是正していく。そして、非正規という言葉を一掃していく。・・・」というが。そうか??
「働き方改革法」というが,そもそも「働き方」ではなく,「働かせ方」である。
「改革」という言葉もイデオロギー的であって使わせたくない。「改善」とはいえないから。
働いても,働いても,「割増賃金」は支払われない。んな,バカな。
「4週間で4日以上の休日」つまり,一月4日の休日さえ確保すれば,
使用者側は,労働者を働き続けさせることができる。
労働者は,「成果で評価」を受けるまでは,延々と働かされることになる。
制度は,常に濫用されるもの。
労働者にとっては,「踏んだり蹴ったり」ではないか?
対象者は,「法律」ではなく,「厚生労働省」が「通達」で,思うがままに「時の政権」の意向に沿って,拡大できる。
「労働政策審議会」なんてのは,所詮,「政府の御用機関」。
要するに,「高プロ」の本質は,
「国民中間層」の労働力の,企業=国家による搾取・収奪であり,
帰するところ,「中間層の奴隷化」,「中間層の疲弊化」ではないか。
弁護士会は,上記「立法化」に対し本気で抗議行動をとらなった。
「弁護士の魂」自体が,「高齢化」「疲弊化」したからなのか?
あるいは,後進弁護士らの「活躍の場」ができるとでも思っているからなのか?
「過労死保険」,「うつ病保険」が必要な時代になるかもね。
「過労死促進法」に反対する方々。