北口雅章法律事務所

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「令」 の抱える三つの問題と,裏の意味?

「令和」の「」には三つの由々しき問題がある
という本郷和人教授(東京大学史料編纂所)のご指摘は鋭い。

1.『令』は,上命下達の『命に使う使役表現
  個々の国民が自発的に活躍する社会とは異質な観念である。

2.『巧言色鮮し仁』 (口先と上っ面だけの人間は,仁=愛に欠ける)
  という故事のとおり,「令」はネガティブな評価の対象となりうる。

3.旨』は皇太子殿下の命令の意味で,天皇の命令(『勅』『宣』等)ではない。
 天皇の生前退位で定める新元号として,ズレている。

したがって,中世の人々の言語感覚からすると,
『皇太子が平民に命令して仲良くさせる』
 という意味になるらしい。

「令和」選抜の,「穿った」「隠れた」(?)見方を一つ。
「令(れい)」は,「礼(れい)」に通ずる。
「秋篠宮殿下」の称号宮』(あやのみや)。

そう。隠れた裏の意味は,・・・

事実上の新皇太子(=『礼宮』殿下・父君)の命令で,
 秋篠宮家内の危機的なゴタゴタについて,「平和」な解決を願う,国民の願望が,
はからずも新元号の意の中に込められてしまった!,
・・・・んな訳ないか。

 

<参照>