北口雅章法律事務所

弁護士のブログBlog

民主の世を築く礎(いしずゑ)ならむ~♪

民主の世を築く礎(いしずゑ)ならむ~♪

というは,わが母校の校歌の一節。
私が最も好きな一節だ。第2番に出てくる。
わが母校は,民主主義の精神を高らかに歌う伝統校なんじゃい。

 

東海の山なみ はろばろ見つつ
旭ヶ丘に 学べるわれら
時代(ときよ)をつらぬく 真理(みち)をもとめて
さかまく波も 越えてはゆかむ

明(あき)らけく清き 日月のごとく
知慧にすみ 情けに徹り
ひたぶるにただ 学(がく)に生くるぞ
民主の世きづく いしずゑならむ

繚乱の春は はるかなりとも
身をきたえ 心を高め
風雪をしのぎ やまず進まば
文化の花さく 未来はひらけむ

 

この作詞者は,
国文学者の久松潜一名誉教授(東京大学)
久松先生は,愛知県知多郡藤江村(現・知多郡東浦町)出身で,
旧制・愛知一中(現・旭丘高校)をご卒業。
つまり,われわれの先輩ということになる。

今般,元号『令和』の考案者であると報道されている,
中西 進 名誉教授(京都市立芸術大学)は,
東京大学では,国文学者の久松潜一教授に師事した(内閣官房内閣広報室)

つまり,

中西先生の師匠は,久松先生であり,
中西先生を国文学者として育てたのは,
「わが母校が誇る」久松センパイ!ということになる。

 

それにしても,

現アベ政権のもとでの情報管理は杜撰きわまりない。

自分達に不都合な公文書は,平気で改ざん・廃棄するクセに,

自分の手柄や影響力を誇示する機密情報は,垂れ流しにすんだな。